柑橘類などに含まれる植物成分のフラボノイドコンプレックスは原子力発電所などから漏出する人工放射線の外部、内部被曝による細胞、遺伝子の損傷を協力に防御することが東京大学原子力研究所、日本原子力エネルギー機構、上海放射線科学研究所の共同研究結果で発表されています。同様の研究が、米国、フランス、インドなどの専門研究所からも多数報告されています。
  放射線とは?
放射線の歴史は宇宙創世記に遡る。地球においても創世記から長い時間をかけて構成する原子は自ら粒子や線を放出してより安定した状態に移行している。
このように宇宙から飛来し、地球上でも原子から不安定な原子から放出される粒子や線を放射線と呼んでいる。このように、私たちは日常宇宙からの飛来している放射線と地球で自然放射されている自然放射線を受けています。
  原子力発電とは?
地球を構成する原子のうち、特に不安定な状態のウラン原子を人工的に濃縮して、産生する熱エネルギーを発電機に利用しているのが原子力発電である。ウラン原子は急速な安定化の過程で粒子や線を放出し、分裂して放射線を出すヨード、セシウム、プルトニウムなどの原子を生成する。原子力発電では、ウラン原子の分裂による放射線と放射性生成物が原子炉から外に絶対に漏れないことが必要です。
  健康被害がある放射線量は?
放射線の人間の健康被害を測る単位としてシーベルト(Sv)が使われます。Svの単位は、1年間に受ける放射線の限度を1mSv (ミリシーベルト)と定めえています。因みに、私たちは宇宙からの飛来放射線、太地からの自然放射線などで、年間2.4mSvの放射線を常に受けていると言われています。原子力発電所従事者の年間線量限度は10mSvと定められていて、100mSvを超えるとがんの発生、造血機能低下、白内障、不妊、脱毛、皮膚潰瘍などが増加すると言われています。放射線の健康に対する影響は未解明な点が多く、従って現時点では出来る限り放射線を避けるよう留意することが肝要です。
  自然界の放射線防御メカニズム?
強い放射線を受けると、細胞のDNA(遺伝子)を傷つけることが解っています。しかし、広島、長崎の原爆被害者の調査を含め、これまでに放射線による遺伝的影響は認められていないとされている(酒井博士)。これは、人類が太古から自然放射線の中で生活してきたため、放射線による遺伝子損傷を修復する見事なメカニズムが細胞内に備わっていると考えられます。一方、東京大学原子力研究所、日本原子力エネルギー機構、上海放射線科学研究所の共同研究の結果、
ヘスペリジンコンプレックスと呼ばれる天然のフラボノイド類が放射線による損傷を強力に保護することが発表されています。同様の研究が、米国、フランス、インド、などの専門研究所からも多数報告されています。
  日常気をつける対策は?
放射線は、目に見えず測定器を持たない限り感知できません。呼吸や食品として体内に取り込まれた放射性物質の内部被爆による健康被害についても十分な研究がなされていません。レントゲン写真をとるとき女性は卵細胞を守るために下腹部を鉛のエプロンで守るように一般的には、若い細胞ほど放射線の影響を受けやすいといわれていますので幼児や未成年のお子様は放射線の内部、外部被爆を少なくする配慮が必要でしょう。福島原子力発電所の放射線漏出災害は早期鎮静化を祈るばかりですが、その間マスクの着用などのほかに、ヘスペリジンコンプレックスの摂取も一つの対策と考えられます。ヘスペリジンコンプッレックスはみかんの皮などから抽出精製した成分で副作用の心配はまずありません。
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