α‐GPCは母乳にも含まれる生体成分で、子供の身長増加を助ける。
中高年の脳・身体機能を高め、美容効果も著しい
成長ホルモン(h-GH)
私たちは生まれてから生涯にわたり、体内でつくられる100種以上のホルモンのはたらきで成長し健康な生活を維持しています。各種のホルモンのなかで成長と器官、組織再生を生涯維持する成長ホルモン(Human Growth Hormone=h-GH)が最も大切で多彩なはたらきをしています。
身長の伸びと体内器官、皮膚の再生
成長ホルモンは脳の視床下部の信号(GHRH)により脳下垂体とよばれる器官から分泌し血液を通して全身に配られます。脳下垂体から分泌する成長ホルモンの量は、思春期後期にピークに達しその後は急速に少なくなりますが生涯にわたり分泌が続きます。成長ホルモンのはたらきは、思春期後期までは主として身長を伸ばす因子としてはたらき、その後は体全体の各器官、組織の再生・維持をします。
α-GPC
とは?
母乳にも含まれ、全ての細胞に存在している生体正常分子です。体内では成長ホルモンの分泌を促進するはたらきがあり、神経伝達物質であるアセチルコリンと細胞膜を構成するリン脂質の材料になります。1日600mgが目安ですが始めの1ヶ月間は900 mgをお勧め。長期間摂取、医薬品との併用が出来ます。
美容と体力、脳機能の若返り
年齢と共に成長ホルモンの量が減少すると、外見的には肌が薄くなりシミ、シワなどが増え、体力的にはスタミナが衰え、精神的には気力・認識力の低下を感ずるいわゆる老化を感ずるようになります。近年のヨーロッパ、米国の栄養生理学研究の成果で、大豆リン脂質より分離精製されたα‐グリセロホスホコリン(α‐GPC)が中高齢者と若者の成長ホルモン分泌を促進することが医学的に立証されています。α‐GPCの摂取により下記の効果が期待できます。
若い人にも役立つ効果
臨床試験で、GPCは健康な若い人においても脳の機能を改善する珍しい栄養成分であることが示されています。注意力、単語の想起力、作業記憶向上が確認されていますが、脳波のパターンの改善も認められています。GPCは、加齢又は脳機能減退に特有の徐波(デルタ波)の発現を減少させます。最近の研究で、精液中のGPC濃度が低いことが男性の不妊症に関係していることが示されています。GPCは精子の成長と遊泳にも大切な役割を果たしています。
掲載へのご質問、ご意見、ご感想はこちらへ
hpcs@japanfamilycare.co.jp